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不眠お悩み相談室

生活習慣病の方

不眠があると生活習慣病のリスクが高まります。

不眠症状のある人は、ない人に比べて糖尿病や高血圧になる危険性が高くなるといわれています。

不眠症状を放置せず、医師に相談し、血圧や血糖値のコントロールとあわせ、規則正しい生活を心がけましょう。

睡眠障害の原因のひとつに睡眠時無呼吸症候群があります。いびきとともに呼吸が止まるのが特徴で、高血圧などの生活習慣病のリスクを高めることが知られています。慢性的ないびきは放置せずに医師に相談するようにしましょう。

糖尿病 約2~3倍
高血圧 約2倍

※ハザード比
日本人男性約2,600名を8年間追跡した調査
Kawakami N et al. Diabetes Care 2004;27(1):282-283.

※※オッズ比
日本人男性約6,000名を4年間追跡した調査
Suka M et al. J Occup Health 2003;45:344-350.べた調査
Avidan AY et al. J Am Geriatr Soc 2005;53:955-962.

生活習慣病の方への快眠のためのアドバイス

ストレス解消のために

ストレスがかかると眠気はあっても寝つけなかったり、夜中に起きてしまったりしやすくなります。このような場合は、ストレス解消が効果的です。例えば以下のような方法があります。

  • リラックス効果のある音楽や音を聞く。川のせせらぎや波の音、小鳥の鳴き声などを収録したCDも市販されています。

  • 温めの風呂に入ったり、足湯、マッサージなどにはリラックス効果があります。

  • 呼吸も大切です。数回、ゆっくりと大きく深呼吸するだけで、気分が落ち着きやすくなります。そのほか腹式呼吸には、自律神経を整えて、副交感神経を優位にする効果が知られています。

刺激物は避けて

コーヒーや緑茶に含まれるカフェインには覚醒作用があり、摂取してから数時間は持続しますので、寝つきが悪くなったり睡眠が浅くなったりします。


夕バコに含まれるニコチンには興奮作用があるので、寝る前の喫煙もお勧めできません。喫煙は睡眠にも影響を及ぼしますので、より良い睡眠のためにも禁煙しましょう。


アルコールは眠りを浅くし、夜中に目が覚めやすくなります。

適度な運動を

適度な運動を習慣づけることは、寝つきをよくし、夜中の目覚めを減らすことにもつながります。適度な運動には、30分程度のウォーキングや散歩、軽いランニングや水泳、体操などがあります。

規則正しい食生活を

夜食や間食などを避け、規則正しい食生活を心がけることは、不眠症状の改善だけでなく、生活習慣病の改善・予防にも効果的です。

糖尿病のある患者さんでは、適切なカロリーと、バランスのとれた健康的な食事を3食きちんととることで血糖値のコントロールにもつながります。

睡眠について悩みや気になることがあるときには、
早めに医師に相談しましょう。

あなたの睡眠状態を
チェックしてみましょう。

不眠症の相談ができる
病医院を探しましょう。

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